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看護師国家試験の合格率についてご紹介します

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看護師になるためには、「看護師国家試験」を受験して合格し、看護師資格を取得しなければなりません。看護師として働くための実践的なスキルに加えて、国家試験に合格するための対策が必要になるでしょう。

看護師国家試験を受験する際には、事前に合格率や試験の概要を把握しておくのがポイントです。合格率は試験難易度を測る指標となるため、どの程度の勉強時間を必要とするのか、どのくらい試験対策に力を入れるべきなのかを考えるきっかけになるでしょう。

本記事では看護師の国家試験の合格率や、試験の概要について解説します。

看護師国家試験の合格率について

看護師になるには、看護師国家試験を受験して合格基準をクリアする必要があります。看護師国家試験の合格は、看護師として働くために必要な能力が備わっているのか、現場でその役割を担えるだけの実力を持っているのかを証明し、国家資格を取得することにつながります。

看護師になるためには避けては通れない道となるため、看護師国家試験についての情報は早めに集めておくことがポイントです。

看護師国家資格の合格率については、近年以下のような結果になっています。

2022年:91.3%

2021年:90.4%

2020年:89.2%

2019年:89.3%

2018年:91.0%

90%前後という高い数値を示しているため、合格難易度は決して高くないと言えるでしょう。むしろ数ある国家試験のなかでは、比較的合格しやすい部類に入ると考えられます。

参考:https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2022/siken03_04_05/about.html

【第110回】2021年看護師国家試験結果!合格率や受験者数について

看護師国家試験の合格基準

看護師国家試験の合格基準は、「第111回看護師国家試験の合格発表」を参考にすると以下のようになっています。

・必修問題と一般問題を1問1点、状況設定問題を1問2点として計算し、以下の2つの要素を全てを満たした場合に合格となる

①必修問題:40点/50点以上(一部の問題において採点対象から除外された受験者は、必修問題の得点が40点/49点以上、39点/48点以上になる)

②一般問題・状況設定問題:167点/250点以上

上記の①・②の条件を両方クリアできて、はじめて看護師資格を取得できます。問題数に対して取得すべき得点は比較的多いため、ケアレスミスなどが大きく響く試験になっています。そのため試験中は集中力を切らさないように、万全の備えをして臨みましょう。

参考:https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2022/siken03_04_05/about.html

准看護師の試験合格率について

看護師とは別に、准看護師になる際にも試験を受ける必要があります。准看護師は国家資格ではないため、看護師資格よりもさらに合格率の高い試験になっています。具体的には90%以上の合格率を記録することがほとんどとなっていて、2020年度の試験は99.0%というほぼ全員が合格する結果を出しているのです。

准看護師の方が合格率が安定して高いため、スムーズに看護系の仕事に就けます。少しでも就職の可能性を高めたいのなら、看護師よりも先に准看護師の資格取得を目指すことも考えられるでしょう。

准看護師の資格取得後に看護師を目指すことは可能?

准看護師の試験に合格した上で、看護師の資格取得を改めて目指すことは可能です。准看護師の試験に合格するために勉強した内容は、看護師の国家試験にも活かせるため、合格率をさらに高められる可能性があるでしょう。

准看護師から看護師になるには、短大などに進学して国家試験の受験資格を得なければなりません。基本的に准看護師から看護師になるためには、2〜3年の時間をかけて卒業し、看護師国家試験の受験資格を得る必要があります。基本的に全日制・定時制の学校であれば、2年間で看護師国家試験の受験資格を得ることが可能です。

准看護師から看護師になる際には、「藍野大学短期大学部」の「第一看護学科」への進学がおすすめです。藍野大学短期大学部の第一看護学科は、国内で唯一2年間で看護師国家試験の受験資格を得られる短大です。充実した学習環境と試験対策支援も行われているため、仕事に必要なスキルと試験に合格するための知識を効率良く習得できるでしょう。

看護師国家試験の概要

看護師国家試験を受験する際には、事前に概要を確認しておくこともポイントです。適切な試験対策が行えるように、以下で紹介する看護師国家試験の概要もチェックしておきましょう。

看護師国家試験の受験条件

看護師国家試験を受験するには、以下の条件を満たす必要があります。

・文部科学大臣の指定した学校で3年以上の修学を終えて卒業した人

・中学卒業後に准看護師の免許を取得した上で、3〜7年の実務経験を経て指定の学校や指定の養成所で2年以上修学した人

(全日制と定時制は3年以上、通信制は7年以上の実務経験が必要)

など

基本的に看護師について学べる学校として指定されている場所で、2〜3年の修学を行う必要があります。高校を卒業してればすぐに指定の学校に進学できますが、中学卒業後に准看護師になっている場合には実務経験が必要です。

参考:https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/kangoshi/

看護師国家試験の試験科目

看護師国家試験の試験科目には、以下のような種類があります。

・人体の構造と機能

・疾病の成り立ちと回復の促進

・健康支援と社会保障制度

・基礎看護学

・成人看護学

・老年看護学

・小児看護学

・母性看護学

・精神看護学

・在宅看護論および看護の統合と実践

上記の科目から出題されるため、事前に各科目の詳細を確認しておきましょう。

参考:https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/kangoshi/

看護師国家試験の受験手続き

看護師国家試験の受験手続きを行うためには、「受験願書」「写真」「返信用封筒」「修業証明書・修業判定証明書・卒業証明書」の準備が必要です。

受験願書は保健師助産師看護師法施行規則(昭和26年厚生省令第34号)第2号様式で作成し、記載する氏名に関しては戸籍に登録されているものを使用します。

写真は出願を行う6月以内に撮影し、脱帽かつ正面から写したものを使います。サイズは縦6センチ、横4センチにカットし、裏面に撮影年月日と氏名を記載します。その後厚生労働省もしくは看護師国家試験運営本部事務所、または看護師国家試験運営臨時事務所が交付する「受験写真用台紙」に貼り付けて、所定の事項を記載してから提出します。

返信用封筒は縦23.5センチ、横12センチのものを用意し、表面に郵便番号・宛先・宛名を記載し、529円の郵便切手を貼り付けます。

修業証明書・修業判定証明書・卒業証明書に関しては、自分の環境に合わせて提出するものを確認しましょう。

これらの書類を準備できたら、「看護師国家試験運営本部事務所」宛に書類を郵送します。また、提出の際には受験手数料として5,400円を収入印紙で用意し、受験願書に貼り付けましょう。

参考:https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/kangoshi/

まとめ

看護師国家試験の合格率は、90%前後という高い数値になっています。しっかりと受験対策を行い、本番までに体調を万全に整えることができれば、決して合格は難しくないでしょう。

看護師国家試験は准看護師の資格を取得している人でも、条件を満たすことで受験に臨むことが可能です。藍野大学短期大学部の第一看護学科は、最短期間である2年間で受験に必要な要件を満たせる上、合格に向けた試験対策のサポートを実施しています。准看護師から看護師になるために看護師国家試験を受験する際には、ぜひ藍野大学短期大学部の第一看護学科への進学を検討してみてください。