COMMUNITY HEALTH NURSING COURSE

専攻科 (地域看護学専攻)

看護師から1年間で保健師を目指す

  • 全日制1年課程
  • 男女共学
  • 定員40名

専攻科(地域看護学専攻)では、卒業後に保健師として従事することを前提に、地域・企業・学校などの活動の場において、あらゆる世代やあらゆる健康レベルの個 人、家族、さらに集団、組織を対象とした公衆衛生看護活動を展開できる人材育成を目指します。

学びのポイント

POINTS OF LEARNING

「現場のリアル」を
吸収できる講義を実施

内容が豊富な1年制カリキュラム。実際に公衆衛生看護に関わる方々を講師としてお招きする講義は、「現場のリアルが分かる」と毎年好評です。

視野を広げ、
将来につながる講座が豊富

公務員試験対策はもちろん、メンタルヘルス・マネジメント®検定試験対策講座やゲートキーパー養成講座など多数実施しています。

STUDENT DATA

数字で見る専攻科

国家試験合格率

2024年度実績

100 %

(合格率 4年連続)

専攻科の就職率

2025年度実績

94.6 %
保健師としての
就職率
80.0 %

※国家試験不合格者、進学者、就職意志のない者を除く

学生の男女比

2025年度新入生

97.5%
女性
2.5%
男性

学生の年代比

2026年度新入生

87.2 %
20代
5.1 %
30代
7.7 %
40代

学生の出身地比率

2026年度学生実態調査

82.1 %
関西
10.3 %
九州
5.1 %
中国
2.5 %
沖縄

ひとり暮らし比率

2025年度 学生生活実態調査

65.0 %
ひとり暮らし
35.0 %
実家暮らし

取得可能資格

QUALIFICATIONS THAT CAN BE OBTAINED

実習に力を入れた1年制カリキュラム

地域保健実習、産業保健実習、学校保健実習、
地域で暮らす人々へ継続した家庭訪問実習を実施しています。

保健師
(国家試験受験資格)

保健師資格は、厚生労働大臣が発行する国家資格です。保健師の活動の場は、都道府県・市町村等の保健所・保健センター等で保健行政に従事する行政保健師、企業の産業保健スタッフとして勤務する産業保健師、学校等で学生と教職員の心身の健康保持に努める学校保健師などさまざまです。

働く場所

保健所、保健センター、企業などの健康管理室、病院・健診機関、保健師の教育機関など

第一種衛生管理者 ※1

働く人の健康管理や作業環境の管理を行う国家資格で、第一種免許取得者は全ての業種の事業場において衛生管理者となることができます。

養護教諭二種免許 ※1※2

養護教諭とはいわゆる保健室の先生です。特定の科目を履修することで、保健師免許取得後、教育委員会に申請し、取得することができます。

メンタルヘルス・マネジメント®
検定試験Ⅱ種・Ⅲ種 ※3

働く人の心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント®※3)に関する知識や対処方法を習得します。

※1 保健師免許取得後、別途申請が必要。 ※2 所定単位の修得が必要。 ※3 メンタルヘルス・マネジメントⓇは、大阪商工会議所の登録商標です。

学士(看護学)の学位が取得可能

一定の条件※4を満たすことで、
4年制大学の看護学科卒業時に相当する学位「学士(看護学)」が取得できます。

※4 独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構の申請条件を満たし、且つ所定の単位を取得し、機構での審査に合格した者に限ります。

在学生の声

STUDENT VOICE

Student
Voice

幅広い実習先と、
卒業後も励まし合える仲間。

専攻科での学びと実習を通して、
保健師として働く将来像を描けるように

「高齢者の方が出来るだけ長く自分らしく過ごせるように支えたい」と保健師を目指しました。しかし藍野短大で学ぶ中で、母子健康や、成人期の保健指導など、あらゆる分野の面白さや奥深さにも気づくことができました。専攻科は1年で授業・就職活動・卒業論文・国家試験と、乗り越えるべき課題が数多くあります。決して楽な道のりではありませんが、同じ志をもつ仲間の存在が大きな支えとなり、互いに励ましながら乗り越えました。

実習では市町村の保健センターや保健所、企業の健康管理室、さらには一般家庭への訪問を経験しました。市町村の実習では、地域診断と健康教育を班の皆と協力して完成させました。半年かけて進めるなかで学んだのは、お互いの得意不得意を知り、助け合うことでよりよいものを作れるということでした。国家試験の勉強を進める中で、実習で見聞きしたことが少しずつ繋がっていく感覚があり、学びの深まりを実感できました。

卒業後は市町村で保健師として働く予定です。配属先はまだわかりませんが、この1年間で得た学びを活かし、どの現場でも成長し続けられる保健師をめざして努力していきたいです。

京都府立医科大学出身

石橋さん

カリキュラム

CURRICULUM

公衆衛生看護学を修得し、あらゆる世代を対象に、公衆衛生看護活動の場で活躍することをめざします。

学校、産業、在宅の3つの分野での地域看護の体験が可能。小学校や地域保健センター・企業の健康管理室・家庭訪問など、さまざまなフィールドでの実践に即した実習により、保健師としての能力を養います。

  • 専門基礎分野
  • 専門分野
  • 選択科目

1年間で保健師国家資格の
取得を目指す。

公衆衛生看護学をはじめ、疫学、保健統計、保健医療福祉行政論など、
保健師として必要な知識を1 年間で学べるカリキュラムです。

  • 疫学
  • 保健統計学
  • 保健医療福祉行政論 I~III
  • 公衆衛生看護学概論
  • 公衆衛生看護管理論
  • 公衆衛生看護方法論 I~III
  • 公衆衛生看護活動論 I~III
  • 公衆衛生看護実習 I~III
  • 学校保健指導
  • 産業保健指導
  • 公衆衛生看護研究
  • 環境保健論
  • 歯科保健論
  • 保健栄養論
  • 運動指導論
  • 日本国憲法
  • 運動学演習
  • 英語コミュニケーション I・II
  • 情報管理論

PICK UP

公衆衛生看護領域に関する基礎から実践的な実習まで、
専門的な知識と技術を修得します。

実習

公衆衛生看護実習 I

  • 期間…
    6月上旬~11月上旬(月1回継続)

地域で暮らす人々に対して継続訪問を実施し、個人・家族・地域への理解を深めます。また、その人らしい生活や健康の保持・増進への支援をとおし、保健師の役割を学びます。

実習

公衆衛生看護実習 II

  • 期間…
    6月下旬(前期5日間)
    9月下旬~11月上旬(後期15日間)

公衆衛生看護の活動拠点である保健所や市町村保健センターで、地域住民への保健師活動を学びます。前期実習ではオリエンテーションや地区踏査を行 い、後期実習では実際の事業や訪問活動に参加します。短期間の実習をより効果的に行うために事前学習が重要です。

実習

公衆衛生看護実習 III

  • 期間…
    9月下旬~11月上旬(8日間)

職域や学校での臨地実習をとおし、看護職や養護教諭による健康管理活動の実際を学び、専門職としての役割について理解を深めます。また関係機関や多職種間の連携方法、その必要性についても学びます。

研究

公衆衛生看護研究・発表

保健師として就職してからも自分たちの活動を常に振り返り、見直すという研究活動が必要です。授業では、公衆衛生看護の分野で自分が興味のあるテーマについて探求し、論文を仕上げ、研究発表会で報告します。

授業

公衆衛生看護学概論

公衆衛生看護学の基礎となる理念・概念および活動の展開について知識を修得します。また地域対象者における健康課題の特徴と、公衆衛生看護を実践するさまざまな場や活動の実際について学びます。

授業

公衆衛生看護方法論Ⅰ

健康教育は、住民や対象となる人々の健康の保持・増進を目的として行われる保健活動です。授業では方法等について学んだ上で、グループで計画書、シナリオ、媒体を作成して学内で演習を行います。

授業

公衆衛生看護活動論Ⅰ

母子保健の歴史的変遷や母子保健活動の現状、乳幼児の成長・発達、母性各期の生活や保健指導等を学びます。また、講義テーマ内で地域保健活動について保健師の役割を考え、演習でより実践的な学びを深めます。

対策講座

COURSE

万全な対策講座

即戦力となる保健師を目指すための万全な対策を整えています。
そして、将来の視野を広げるプラスαとなる各種講座を実施しています。

国家試験対策
  • 期間…
    5月中旬~翌年2月上旬

保健師国家試験対策の専門講師による講座。出題傾向に合わせた対策など、個人学習ではカバーしづらい部分をしっかりとサポートします。また、過去問題や模擬試験問題を複数回実施し、きめ細かな解答解説を行うことで合格へと導きます。

公務員試験対策講座
  • 期間…
    4月下旬~5月下旬(18回)

行政保健師を希望する学生に、就職試験に必要な「教養試験」「面接」「エントリーシート」などの対策を専門の講師がていねいに指導し、公務員試験を支援しています。費用は学生の負担なく実施しています。

  • 科目

    数的処理/社会科学/自然科学/論作文対策/エントリーシート対策/面接対策/ 集団討論対策/文章理解/人文科学/時事対策

  • 費用

    無料 ※テキスト代は別途必要

  • ※主に行政保健師希望者

4年制大学卒業と同等の学位が取得可能

「独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構」の定める基礎資格を有する学生は、所定の単位を修得し、レポート試験等の審査に合格すれば4年制大学卒業と同等の学位である「学士(看護学)」を取得できます。3年制短期大学や専門学校を卒業した方などが更なるスキルアップとして本学で学習し、資格と同時に学士の学位も取得しています。

  • 基礎資格を有する学生であっても、本学1年間の修了だけでは申請できない場合があります。卒業後、放送大学などで追加単位の修得が必要です。
    必ず独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構のホームページを確認してください。

基礎資格の
有無を確認

単位取得要件の
確認・必要
単位の取得

学修成果を作成

専攻に即した
レポートを作成

学位授与機構に
学位授与の申請

試験を受験する

学修成果(レポート)
提出者は
小論文試験を受験

審査・合否判定

卒業生メッセージ

GRADUATE MESSAGE


誰もが自分らしく
健康に暮らせるように

最も印象に残っているのは、実習グループで地域の情報を収集・分析し、課題を抽出する「地域診断」の演習です。統計データを集めるだけでなく、実際に地図を手に地域を歩き、土地や交通の特徴をつかんだり、住民の方からの情報などから課題を導き出す過程は、保健師としての視点の基礎となりました。また、グループワークではメンバーそれぞれの考えを聞く中で、「そんな見方があったのか」と驚かされることが多々ありました。自分とは異なる視点や意見に触れることで、物事を多角的に捉える大切さを学び、一人では気づけなかった考え方を知り、視野が広がったと感じています。

現在、行政保健師1年目として業務に従事していますが、この「生活の場を五感で捉える姿勢」の重要性を日々実感しています。現場では数値化できない住民の方々の「生活の質」に触れる機会が多く、学科で培った多角的な視点が、自分なりのヒントになっています。今後の将来像としては、日々の関わりを通じて住民の方から信頼を得ることを目標としています。将来的には、一人ひとりとの関わりの中で気づいたことを地域全体の取り組みに活かし、誰もが自分らしく健康に暮らせるようなお手伝いができる保健師へと成長していきたいです。

奈良県平群町役場勤務
保健師

坂口さん
2025年3月卒業

WORK MEMO

「地域の方の力になりたい」という想いを胸に

現在は成人・高齢者の検診や地域体操に携わっています。1年目のため、周りの方に教わりながら一歩ずつですが、「地域の方の力になりたい」という気持ちを大切に、日々の業務に向き合っています。

授業で学んだ理論が実際に活用されていると実感

現場では健診の受診勧奨、生活習慣の改善に向けた取り組みや媒体に触れることが多く、授業で学んだ「行動変容」についての様々な理論が実際に活用されていると実感しています。改めて学校での学びの大切さを感じました。

後輩へメッセージ

MESSAGE TO JUNIORS

実習や演習で一緒に考えたクラスメイトや、親身に寄り添ってくださった先生方の存在は大きな支えでした。保健師としての確かな土台を築ける温かい環境で、藍野を選んで本当によかったです。皆さんも今の学びを信じて、自分のペースで歩んでください。